異国情緒な街並みを眺めながら巡る台北散策
ピーチでの早朝フライトなどで、午前中早い時間帯に台湾に到着した際に、「どこに行こう?」っと悩む場合があるかと思います。台湾に到着してから、ホテルのチェックインまで時間がある際、日本とは異なる台北の街並みをふらふらと歩きながら、異国情緒溢れる雰囲気に浸るだけでも、よい想い出ができます。台北の街並みは日本の都会とは異なり、日本の昭和の時代のような雰囲気の街並みが数多くあります。台北へ午前中に到着し、実際に台北市街を散策しながら撮影した台北の街並みをご紹介いたします。
目次
荷物をホテルに預ける
午前中、台北に到着してしまい、ホテルのチェックインまで時間がある際、宿泊先のホテルによっては、チェックイン前に荷物を預けることができる場合があります。重たい荷物を持って、台北市街を散策するのは大変なので、ホテルで荷物を預かってくれる場合は、預けておいた方が無難です。私がいつも宿泊しているスカイ19ホテル日光拾玖(旧名称:大名ビジネスホテル)では、チェックイン前でも荷物を預かってくれます。
関連記事:スカイ19ホテル日光拾玖(旧名称:大名ビジネスホテル)のスイートルームに宿泊してみた
駅のロッカーに荷物を預ける
宿泊先のホテルがチェックイン前に荷物を預かってくれない場合は、台北駅のロッカーに荷物を預ける方法もあります。台北のコインロッカーは、日本のコインロッカーのように、簡単な操作で荷物を預けることができます。台北駅のコインロッカーに、荷物を預ける方法については、以下のページでまとめています。
自転車を借りる
「台北の街ぐらい歩いて散策できるだろう。」と思う方もいるかと思うのですが、台北を散策する際には、YouBikeというレンタサイクルを借りると便利です。クレジットカードがあれば、現地で簡単に借りることができます。料金は以下の通りで、4時間借りても約300円なので、かなり安く台湾観光を行なうことができます。
- 4小時內,每30分鐘10元(4時間以内なら10元/30分)
- 4~8小時,每30分鐘20元(4時間以上8時間以内なら20元/30分)
- 8小時以上,每30分鐘40元(8時間以上なら40元/30分)
レンタルサイクルの借り方については、以下のページでまとめています。
関連記事:台北の自転車(レンタサイクル)、YouBikeの借り方
台北散策
荷物を預けたら、いよいよ台北散策のはじまりです。実際に散策してみた台北の様子をご紹介していきたいと思います。スタートは、台北駅前にある宿泊先のスカイ19ホテル日光拾玖(旧名称:大名ビジネスホテル)からです。
スカイ19ホテル日光拾玖(旧名称:大名ビジネスホテル)は、台北駅の目の前なのと日本語が100パーセント通じるホテルなので、旅の拠点に最適です。
台北駅周辺
まずは台北駅周辺の散策です。台北駅は、日本でいうところの東京駅のような場所ですが、大手町のように高層ビルが立ち並ぶというよりは、少し秋葉原っぽいような印象がする街並みです。
台北駅前です。曇っていて少し見づらいですが、奥に台北101の影が少し見えます。
少し裏路地に入ってみました。台北の道には、車やバイクが日本では考えられないほど沢山の数が駐車されています。パーキングメーターが見当たらない場所がほとんどだったので、無料で駐車しているようでした。また、警察も日本ほど見かけることも少なく、路中は当たり前?という印象を受けます。
台北駅周辺の路地へ入ると、古い雰囲気の建物が沢山並んでいます。個人的には、横浜の福富町あたりの雰囲気に似ているなぁ~という印象を受けました。
そして台北は、個人が経営していそうなお店がものすごい沢山あります。日本のように企業に勤める人もいると思いますが、個人で商売を営んでいる人も沢山いる印象を受けました。
オープンなカフェも沢山あります。台北はたばこにうるさい街とされていますが、テーブルの上を見るとみなさんたばこを吸っている人を多くみかけました。
関連記事:台湾のコンビニで売っているタバコの銘柄の種類について
日本のカメラメーカーのロゴがあるお店が商店街の中にありました。いまどきメイドインジャパンで、世界のどこへ行っても見かける商品は、カメラぐらいしかないような気がします。
少しタクシーに乗って、台北駅から少し離れた場所の散策もしてみたいと思います。
新福宮周辺
まずは異国の地へやってきたら、異国の地の神様にご挨拶です。台北市街地には、沢山の寺院が至るところにあります。饒河街観光夜市の周辺では、商店街の中に寺院が突然現れるような場所や、景美夜市では、夜市の中に寺院が突然現れる場所があります。商店に隣接している点と数の多さから、日本よりも台湾の方が、生活の中に仏教が浸透している様子を伺うことができます。林森北路を経由して、新福宮周辺へとやってきました。台北駅からタクシーでの道のりを確認してみると、以下の通りとなります。タクシーだと10分ぐらいですが、徒歩だと30分ぐらいかかる場所になります。
新福宮内部の様子は、以下のページでまとめています。
林森北路周辺
新福宮でのお参りが済んだので、林森北路周辺を散策していきたいと思います。
台北の市街地の様子です。産婦人科が入るビルです。台北のほとんど全てのビルのクーラーの室外機は、窓枠の外に金具で取り付けられているだけなので、落下してこないか心配でした。クーラーと室外機が排水用のホースで接続されているので、落下してくることはあまりないのかもしれませんが、ちょっと怖いです。
このあたりでは、吉林の文字を見かけることが多かったのですが、もしかしたら中国吉林省の街並みを再現していたり、文化が取り入れられていたりするのかな?っと思いつつ散策していました。
秋葉原付近の街並みを少し古くしたような印象を受ける街並みです。
よく見るとホテルなどの文字も看板にあるのですが、現地の人たちが宿泊しないようなホテルは、台湾の物価を考えたらもの凄く安いんじゃないかと思ってしまいます。
もう少し散策してみたいと思います。
昼間でも営業しているビンロウのお店です。昼間のビンロウ販売店は、あまり店頭で人を見かけることがありませんでした。
民家の裏路地です。クーラーの室外機が地面に近いところにあって、安心します。。
このあたりは中国吉林省の雰囲気が強い場所です。長春(ちょうしゅん)の文字も見かけます。
日本ではほとんど見かけることがない三輪自動車が街中を普通に走っていました。
お惣菜屋さんでは、店頭で美味しそうな食べ物が昼間も沢山販売されていました。
林森北路から街並みの写真を撮影しながら20分ほどテクテク歩いていたら、錦州街付近に到着していました。お店の軒先に皿洗い場がある光景はなかなか日本ではみかけないような気がします。
林森北路周辺を散策したルートは、以下の通りとなります。
中山北路周辺
中山北路周辺も、日本ではなかなか見かけることがない独特な雰囲気の場所です。
バイクの路駐の量がもの凄いです。
車も沢山路駐されています。
このあたりは居酒屋さんやカラオケやさんが多く、日本語の文字も沢山みかける場所でした。
中山北路周辺を散策したルートは、以下の通りとなります。
雙城街夜市、晴光市場周辺
台北の街を散策していたら、お昼の時間に近づいてきたので、台北で24時間営業している雙城街夜市と隣接する晴光市場に向いながら、台北の街並みを撮影してみました。
台北の路地裏を見ていると、配管が向いの建物と共有されて分岐されていたり、途中でなくなっていたり、日本ではあまりみかけない雑多な印象をうけます。
上記の写真だと気が付かないですが、実は右隅に猫が写っていました。
少しひらけた街並みもあります。
この周辺には、ハチミツの化粧品で有名な泉發蜂蜜 Chyuan.Fa honeyがあります。
地元の人たちが訪れる麺屋さんです。
営業しているのか?していないのか?不明なお店などもあります。
台北はとにかくバイクの量が半端ないです。
雙城街が近づいてきたため、少しお店の数が街に増えてきました。
台湾の一方通行です。交通標識は分かりますが、道に書かれた文字だけ見たら分かりません。
台北で24時間営業の夜市がある雙城街へとやってきました。
ちょうどピッタリランチタイムです。
雙城街夜市でのランチの様子についてご紹介いたします。
昼間の雙城街夜市
台北で24時間営業している雙城街夜市へランチの時間に訪れて、お昼ご飯を食べてきました。雙城街夜市は、晴光市場と直結しているマーケットになり、台北の中では昼間からとても賑やかな場所となります。台北の中には24時間営業している夜市として、師大夜市があるのですが、師大夜市は、若者中心の東京でいうところの原宿に近いイメージの場所になるので、台北で昼間の夜市で食事をするのは、雙城街夜市がおすすめです。もう一箇所、24時間営業ではないのですが、饒河街観光夜市に直結している昼間営業している松山市場という市場もあるのですが、賑わい感や、お店の多さで比較すると晴光市場や、昼間の雙城街夜市に訪れるのがおすすめです。昼間の雙城街夜市で食べた絶品魯肉飯については、以下のページでまとめています。
仏壇街
昼間の松山市場から、昼間の饒河街観光夜市をぶらぶらしながら、優購愛馬機車精品生活館がある台北のバイク街に向う途中には、沢山の仏壇店があります。台湾の寺院はとても派手で、お経もとてもリズミカルなのが特徴ですが、仏壇もピンクで派手です。台北の仏壇街を歩いた様子を以下のページでまとめてみました。
バイク街
台湾といえばバイクの街。えっ!?こんな場所をバイクが通過するの?というような細い場所や目の前をスレスレでバイクが通過していきます。夜市や市場など人ごみで溢れるような場所でも平気でバイクが通過していきます。歩道だから大丈夫だろうと歩道を歩いていても、平気でバイクが走っています。台北の街中を歩いていると、ほとんどパトカーや白バイのような警察車両をみかけることがないので、もしかして交通ルールが存在しない無法地帯なのか?と思うぐらいスピードも出しまくりです。そんなバイクが多い台北の街で、バイク店が多く立ち並ぶ松山市場、饒河街観光夜市周辺を歩いてみた様子を以下のページでまとめてみました。
台北101
台北で近代的な建物といえば、台北101です。台湾に初めて訪れる際には、台北101に訪れてみたいと思う人が多くいるかと思います。台北101は、買い物、食事、展望フロアからの観光ができる近代的な観光スポットです。高さは509.2メートルなので、東京スカイツリー(634メートル)よりも130メートルほど低いビルになります。普段横浜に住んでいることもあり、ランドマークタワーに何度も足を運んでいるのですが、観光施設としての雰囲気は、横浜ランドマークタワーに似ていると感じる場所です。台北101を訪れて感じた事については、以下のページでまとめています。
関連記事:台北101は行く価値ある?実際に訪れて確認してきました。
タクシーで巡る台湾夜市
台湾で夜の人気観光スポットといえば夜市。台湾に訪れる多くの人たちが台湾現地の食べ物を楽しむために夜市を訪れる事が多いと思いますが、今回は一晩に何箇所の夜市を一気に巡ることができるか、台北で活躍する女性タクシードライバーのコウさんに協力してもらい巡ってみました。実際に台北の夜市を一晩で15箇所めぐった記録を以下のページでまとめています。
関連記事:どこまで行ける?一晩で15箇所の夜市をタクシーで巡った記録
台湾夜市と市場の特徴を確認する
台湾にある夜市と市場の特徴をまとめています。夜市は、主に18時から0時。市場は9時から20時ぐらいが営業時間の目安です。中には、雙城街夜市や師大夜市のように、24時間営業の夜市もあります。また、朝ごはんを食べることができる早朝から営業している永楽市場のような夜市もあります。各夜市や、市場の営業時間や雰囲気、特徴の比較などもご紹介しています。
台北にある夜市の雰囲気・特徴
台北にある夜市の一覧です。実際に各夜市をめぐってその場の雰囲気や特徴が伝わる場面を撮影しながら、まとめています。
台北にある市場の雰囲気・特徴
台北にある市場の一覧です。実際に各市場をめぐってその場の雰囲気や特徴が伝わる場面を撮影しながら、まとめています。
日本語が通じる台北観光におすすめのホテル
日本語が通じて、宿泊者の99%が日本人というスカイ19ホテル日光拾玖(旧名称:大名ビジネスホテル)の19階にあるスイートルームに宿泊しました。実際に宿泊して確認してきたスイートルームや、アメニティ、シャワーの勢いなどについてレポートしています。
関連記事:スカイ19ホテル日光拾玖(旧名称:大名ビジネスホテル)のスイートルームを確認する
台湾観光で人気のオプショナルツアー
台湾観光をガイド付きで効率よく巡りたい場合は、オプショナルツアーに事前申込するのがおすすめです。台湾観光で特に人気が高いオプショナルツアーをご紹介いたします。