寧夏路夜市の雰囲気と特徴
台北駅から比較的近い場所にある寧夏路夜市。夜市の中を歩いていると、日本語もチラホラ聞こえてくることがあります。寧夏路夜市は、一直線なのと、通路が比較的広いので歩きやすい夜市です。ただし、道が広い分、夜市にバイクで訪れる地元の人たちも多く、歩道にまでバイクが普通に走ってきますので、歩道だから大丈夫だろうと気を抜いていると危ないので注意する必要があります。料理は海鮮系から地元の台湾料理、台湾フルーツ、などなど、様々な種類が豊富にあります。他の夜市と比較すると、あまり雑貨等を販売しているお店の数が少なく、飲食系が中心の夜市となります。店舗型の夜市の軒先には、鶏が一匹そのままの姿で販売されているなど、台北駅の近くで、地元の夜市を満喫するのにはおすすめの夜市となります。
目次
寧夏路夜市の雰囲気
寧夏路夜市は、他の夜市と比較すると道が広く、週末の混雑している時でも歩きやすいのが特徴です。
また、屋台の裏側などに椅子とテーブルを設置している店舗の数も多いので、座って食事を楽しめる場所も数多くあります。他の夜市と同様、とても活気がある夜市です。
寧夏路夜市で、テーブルや椅子を選ぶ時に、穴場なのが屋台に並列したテーブルや椅子ではなく、屋台の裏側にあるテーブルや椅子です。屋台に並列しているテーブルだと、食べている最中に、隣の人とぶつかったり、後ろの通路を通過する人ごみが背中にぶつかったりするので、屋台裏のテーブルを選んだ方が、広々としていて、落ち着いて食事をすることができます。
こちらの写真が寧夏路夜市で屋台に並列されているテーブルと椅子です。混雑する週末は、寧夏路夜市の通行人が思いっきり背中にぶつかってくるので、ゆっくり食事を楽しみたい人は、なるべく広いテーブルを選んだ方がおすすめです。
飲食店
台湾料理系の屋台
寧夏路夜市は飲食店の数が、他の夜市と比較すると割合的に多い夜市になります。また店舗の割合としては、地元の台湾の味を楽しめる台湾料理の屋台が多くある印象を受けます。
こちらはエリンギの丸焼きになります。エリンギの丸焼きを出している夜市は、私が色々と夜市を巡っている限りは、寧夏路夜市と饒河街観光夜市でしかみかけていません。ちなみに私はこのエリンギの丸焼きがとても大好きです。饒河街観光夜市の詳細については、以下のページで詳しく解説しています。
夜市には、同じ夜市内でも、異なる夜市の間でも、似たような店舗がとても多くあります。でも食べる場所によって、味が異なるので、いろいろと試してみるのがおすすめです。分かりやすい例えで言うならば、同じ中華料理店で、炒飯を注文しても、それぞれの店で味が異なるのと似ています。
こちらは台湾料理の小吃を出す屋台です。屋台は熱気と活気で溢れていました。台湾の屋台やお店って、写真のように、地元の店員さんが屋台や店舗の中にいることが以外と多く、話しかけたら店員さんじゃなくて、地元のお客さんだったというような事があります。常連さん風な地元のお客さんになると、自ら好みの味付けをしているような屋台なども見かけたことがあります。小さな事は気にしない。台湾はそんな国だと思います。
こちらも台湾料理の小吃を出す屋台です。寧夏路夜市は、子供がいる家族連れが屋台で食事をしているのをよくみかけます。もしかしたら、台北駅から比較的近い台湾らしい夜市なので、観光客の家族連れも多くいるのかもしれません。
寧夏路夜市には様々な台湾の小吃や主食に近いようなお料理を出すお店が多いので、台北の近くの夜市で台湾の味を楽しみたい時に最適な場所です。
こちらは、カキオムレツの蚵仔煎かと思ったのですが、カキやエビなどを衣で包んで揚げる蚵仔煎のようなお料理でした。普通の蚵仔煎に食べ飽きたら、こんなお料理もおすすめです。
普通の蚵仔煎のお店もあります。隣は薬局になります。
本物の蛙の卵を利用したお料理といつも勘違いしてしまう青蛙下蛋の屋台もあります。
屋台ではなく、店舗型のお店には、水餃子専門店があります。
魚介類など海鮮系の屋台
寧夏路夜市は、比較的海鮮系のお料理もみかけます。海鮮系の夜市を楽しみたい人がいれば、寧夏路夜市よりも饒河街観光夜市の方がおすすめです。
寧夏路夜市には、日本のイカ飯のような形をしたお料理が売られています。はち切れそうになるほど、中身が詰まっていてパンパンの状態です。ちなみにこの屋台は、私が訪れた時は日本人の観光客の人しかいませんでした。日本で見たことがあるなじみある料理は、無意識のうちにどこかで気になってしまうのかもしれません。
肉系の屋台
寧夏路夜市には、士林夜市で有名な巨大なフライドチキンも販売されています。出来上がったばかりの巨大フライドチキンを撮影してみました。これ一つだけでお腹がいっぱいになってしまいます。
こちらは豚のお肉。これも台湾の夜市や市場でとてもよく見かけるお肉です。肉に豚の毛がまだ残っているのがいつも気になります。
寧夏路夜市では鳥の肉もとてもよく見かけます。地元の人にとっては、この姿に食欲をそそられるそうです。
肉系の屋台
寧夏路夜市は、他の夜市と比較すると、あまり台湾特有の惣菜っぽい食材を販売している屋台の数が少ないような気がします。台湾の屋台は、鶏のトサカも、綺麗に分別されて販売されています。
台湾フルーツの屋台
寧夏路夜市には、日本ではあまり見かけない南国育ちの台湾フルーツも数多くみかけます。
こちらは日本ではなかなか見かけることが無い「釈迦」と呼ばれる台湾フルーツです。ミルキーで甘い味が日本人にも人気の台湾フルーツです。台湾では夏場から春先にかけて、よく見かけるフルーツになります。
椰子のジュースやサトウキビも販売されています。ジュースは40元。約160円になります。
はじめネズミの子供が販売されているのかと思ったのですが、こちらは菱(ヒシ)の実です。日本ではあまりみかけない食べ物ですが、台湾や中国ではポピュラーに売られている木の実です。
菱(ヒシ)の実は、寧夏路夜市以外だと、廣州街夜市でおばちゃんがワゴンでよく販売している姿をみかけます。廣州街夜市については、以下のページで詳しく解説しています。
おやつ、スイーツ系の屋台
サクサク、モチモチ美味しいおやつ系やスイーツ系、ジュース系の屋台もよく見かけます。
以上が寧夏路夜市のご紹介になります。次は、延平北路三段道路沿いにある夜市である延三夜市をご紹介いたします。延三夜市については、以下のページでご紹介しています。
寧夏路夜市の主な特徴
寧夏路夜市は、観光客と地元の人たちが入り乱れる夜市です。平日の夜は比較的空いていますが、週末の夜は満員電車に乗っているぐらいの人たちで入り乱れます。人気店は開店前から行列ができているお店もあるので、あらかじめお目当てのお店がある場合は、早めに訪れるのがおすすめです。遼寧街夜市は300メートルぐらいの一本道で、店舗の多くが飲食店となります。夜市の中でも、海鮮系の飲食店が多いのが特徴です。混雑状況などにもよりますが、ゆっくり歩いても30分ぐらいあれば、遼寧街夜市の端から端まで確認することができます。屋根が無い屋台が多いので、雨の日は注意が必要です。また、夜市の中にはトイレが少ないので、ビールの飲みすぎや、女性はあらかじめ最寄駅の双連駅(雙連駅)でトイレを済ませておくのがおすすめです。
- 地元の人と観光客が入り乱れる夜市。
- 海鮮系の飲食店が中心。
- 300メートルほどの直線距離。
- 週末はとても混雑している。
- 屋根が無い屋台が多いので雨の日は注意が必要。
寧夏路夜市の関連情報
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台北にある夜市の雰囲気・特徴
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