雙城街夜市の雰囲気と特徴
雙城街夜市は、昼間は晴光市場として賑わい、夜は台北ではめずらしい24時間営業の夜市になります。他の夜市と比較すると、規模はそれほど大きくはありませんが、地元台湾のお料理を中心に、雙城街夜市から晴光市場にかけて様々な店舗が軒を連ねています。実際に昼間の晴光市場の様子。晴光市場から直結する雙城街夜市の様子。24時間営業の雙城街夜市の様子について、現地へ足を運び、確認してきましたのでご紹介させていただきます。
目次
雙城街夜市の雰囲気
雙城街夜市は、台北にある夜市ではめずらしく、24時間営業の夜市です。実際に雙城街夜市へ足を運んでみると、入口のところにあるテント小屋の屋根に、24時間営業していることを証明する「24H」の文字を確認することができます。台北にある夜市で、24時間営業をしているところは、雙城街夜市と、師大夜市の2箇所のみとなります。師大夜市の詳細については、以下のページで詳しく解説しています。
雙城街夜市は、車がバイクが多く往来する道に面しているため、道をまたいで雙城街夜市へと向う場合は、交通事故にならないように注意する必要があります。
大通りを渡り、雙城街夜市の中へと進んでいきます。
雙城街夜市は、台北にある夜市の中では、規模はそれほど大きくはないのですが、昼も夜もとても賑わっていて、多くの人たちが食事をしています。観光客の姿は、ほとんどみかけることはありません。雙城街夜市はお料理が美味しいお店が多いので、観光客の中でも台湾のお料理の舌がこえている美食家の観光客が訪れる場所だと思います。
テーブルや椅子は十分確保されているので、購入した食べ物をテーブルや椅子に座って楽しむことができます。台北にある夜市をいろいろと巡ってきて感じるのは、美味しいお料理を出すお店には必ず広いテーブルと椅子が用意されているような気がします。特に臨江街夜市を歩いていると、こんなに小さなおばちゃんが一人で経営している屋台なのに、テーブルや椅子の量がものすごいあるっと感じる屋台があります。美味しい屋台には、テーブルや椅子が確保されていて、じっくり座って味を楽しむことができるお店が多いというのが、私の中で美味しいお店を判断するための一つの要素でもあります。
活気がある夜市は、常に屋台で料理を作る人たちの手が止まりません。場所によっては、屋台の中の人がスマホを眺めながら、笑っているような屋台もあります。食事をメインに夜市を訪れる際には、活気がある夜市を訪れると美味しいお料理と出会える可能性が高まります。
台湾で美味しいお料理のお店を見つけるポイントとしては、屋台の周辺に広いテーブルや椅子があるか?という点と、屋台の前に行列ができているか?という2点が大きな判断材料になります。台湾を訪れる人の中には、臭豆腐の臭いが苦手、八角などの香辛料が苦手という人もいると思いますが、台湾にきたからには、地元の人たちに愛される人気店に足を運んで、現地の人たちが好んで食べる料理を口にするのがおすすめです。自分の口にあうかあわないかは別として、日本とは違う異国の地で、現地の人たちに好まれる味を知ることも旅行を楽しむ一つの要素でもあると思います。
雙城街夜市の中には犬が放し飼いにされています。きっと昼間の市場や夜市を訪れる人たちが餌を与えたり、地面に落としてしまった食事などを食べているんだと思います。実は私、晴光市場と雙城街夜市が同じ場所にあるということをはじめ知らなかったのですが、雙城街夜市に訪れた際に、「あれ?この黒い犬昼間も見たぞ?」っというところから、晴光市場と雙城街夜市が同じ場所であるということを知りました。この黒い犬は、晴光市場と雙城街夜市が同じ場所にあることを教えてくれた犬でもあります。台湾の夜市の中を歩いていると、雙城街夜市のように放し飼いにされた犬をよく見かけることがあります。また、街中でも何匹も犬を引き連れたおばちゃんが、リードをつけずに散歩する姿もよくみかけます。これもまた、日本の都心ではなかなか見かけない光景の一つかと思います。
雙城街夜市の中には、調理場が充実している屋台もあります。屋台の調理場が充実しているかも、台湾の夜市で、美味しいお料理を見つけるための一つの判断材料になります。日本でよく見かける居酒屋の焼き鳥屋さんは、炭火を使ったコンロで焼き鳥を作るお店が多くありますが、台湾の夜市の中には、電気で温めたコンロで料理を調理するお店もあります。美味しいお料理を作る際には、火力の強さもとても重要で、調理場がしっかりと整っているお店の方が、美味しいお料理を提供している可能性が高いです。
こちらは、昼間とても賑わっている雙城街夜市から晴光市場へと続く通路です。夜の時間帯は、一店舗のみ営業しているだけで、他のお店は閉まっていました。昼間の晴光市場の様子については、以下のページで詳しく解説しています。
飲食店
雙城街夜市は、一般的な台湾料理の臭豆腐、蚵仔煎など小吃を提供する屋台が多い夜市になります。こちら串に刺した肉や野菜などを提供するお店です。大好きな羊肉の串焼きもありました。台東で有名な猪の肉の串もあります。
こちらは一般的な台湾料理の屋台です。台湾料理は中華料理と一つ似ているのが、同じ台湾料理によって、食べる場所によって味が異なる点です。日本人は中華料理というと一くくりにしがちですが、食べる場所によって全然味が異なります。これは調味料や香辛料を多用する料理だからこそ、料理人のセンスに味が偏るとことがあり、炒飯一つにしても食べるお店によって全然味が異なります。台湾料理も同じ傾向があって、魯肉飯っといっても、食べるお店によって、全然味付けが異なります。
中には日本語で書かれた屋台もありました。このお店はあまり混んでいませんでした。
雙城街夜市の中には、フレッシュな台湾フルーツを提供するお店もあります。昼間はジュースを販売するお店も見かけるのですが、夜市ではフレッシュなフルーツのジュースを提供してくれるお店が見つかりませんでした。一部店舗によっては、昼と夜で入れ替わるところもあるようです。
雙城街夜市は24時間営業の夜市ですが、深夜になると、店舗の数がとても少なくなります。その中でもこちらの若いお兄さんが営業する屋台は、深夜3時頃でも営業しています。実際に雙城街夜市に深夜3時から4時に訪れて、夜市の様子を調べてみました。深夜から朝方にかけての雙城街夜市の様子についての詳細は、以下のページでご紹介しています。
関連記事:24時間営業の夜市ってどうなの?実際深夜に訪れてみた
雙城街夜市のご紹介は以上となります。雙城街夜市の次は、地元の台湾の人たちでとても賑わう寧夏路夜市をご紹介いたします。寧夏路夜市の詳細については、以下のページで解説しています。
雙城街夜市の主な特徴
雙城街夜市は、台湾で24時間営業の夜市です。朝や昼間と比較すると夜の方が店舗の数が多く、朝と夜では並んでいる店舗の種類が異なるので、昼間と夜で別々の顔を楽しむことができます。100メートルほどの距離に30店舗ぐらいが並ぶ夜市になるため、とてもこじんまりとしています。徒歩で10分もあれば、全体を往復して様子を確認することができます。ゲームや雑貨店などはほとんど無く、飲食メインの場所です。飲食店はテーブル席が多いので、ちゃんと座って食事をすることができます。ただし広くはないので、地元の人と相席になることがありますが、それもまた旅の楽しみでもあります。観光客向けではなく、地元の人たちに愛される夜市になるため、ランチの時間帯などは、近隣で仕事をしている現地のサラリーマンの人たちも多く訪れる場所になります。
- 24時間営業の夜市。
- 100メートルほどのこじんまりとした夜市。
- 飲食店はテーブルが多く、座って食事ができる。
- 飲食がメインの場所なのでお土産を購入することはできない。
- 地元の人たちが多く、観光客の数が少ない。
雙城街夜市の関連情報
雙城街夜市の関連情報を以下よりご確認いただけます。
台湾夜市と市場の特徴を確認する
台湾にある夜市と市場の特徴をまとめています。夜市は、主に18時から0時。市場は9時から20時ぐらいが営業時間の目安です。中には、雙城街夜市や師大夜市のように、24時間営業の夜市もあります。また、朝ごはんを食べることができる早朝から営業している永楽市場のような夜市もあります。各夜市や、市場の営業時間や雰囲気、特徴の比較などもご紹介しています。
台北にある夜市の雰囲気・特徴
台北にある夜市の一覧です。実際に各夜市をめぐってその場の雰囲気や特徴が伝わる場面を撮影しながら、まとめています。
台北にある市場の雰囲気・特徴
台北にある市場の一覧です。実際に各市場をめぐってその場の雰囲気や特徴が伝わる場面を撮影しながら、まとめています。
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