遼寧街夜市の雰囲気と特徴
遼寧街夜市は、台湾に住む地元の人たちが、ワイワイガヤガヤお酒を飲みながら、円卓を囲みコミュニケーションを図るための活気がある夜市です。観光客はほとんど見かけることはありませんが、お店によっては、日本語が通じる場所もあります。こんなにローカルな夜市なのに、日本語が通じるんだっと思ってしまいました。車やバイクが頻繁に往来する少し道幅が広い通りに台湾料理、海鮮系の料理店が中心の夜市になります。夜市の中では、お店の中で夜遅くまで一番お酒が飲める場所だと思います。お酒臭さと日本の居酒屋のような賑わいを感じ取れます。
目次
遼寧街夜市の雰囲気
遼寧街夜市は、100メートルほどの車やバイクが頻繁に走る少し広めの通りに、飲食店が密集する夜市です。こじんまりとしていますが、夜遅くまで地元の人たちでとても賑わっています。
遼寧街夜市へと近づく道の雰囲気です。遼寧街夜市の周辺だけ、ネオンが輝いています。
遼寧街夜市周辺には沢山のバイクが停車しています。恐らく遼寧街夜市で飲食を楽しむ人たちのバイクです。
ビンロウ、海鮮、担仔麺、魯肉飯など台湾でおなじみの小吃のお店が連ねる場所です。台湾の夜市らしい雰囲気の一角になります。
夜市はどこもオープンで、お店の中がとても広いのが遼寧街夜市の特徴です。お店の中では地元の家族連れで、とても賑わっています。この日訪れた時間は、深夜0時手前だったのですが、小さな子供たちも眠る気配は一切なく、食事や会話を楽しんでいました。
大型店舗が並ぶ対面には、台湾の小吃のお店が軒を連ねています。こちらの店舗は全て屋台という感じで、大きなテーブルや椅子は無く、屋台の前で食事をしたり、テイクアウトをする店舗になります。
屋外スペースの円卓コーナーです。とにかくみなさん、飲んでいるお酒の量がもの凄かったです。ビールは、ケースごと注文して飲むといった感じす。いろいろと夜市を巡っていますが、ここまでオープンにお酒を飲んでいる人たちを見かけるのは、遼寧街夜市だけのような気がします。お酒を徹底的に飲むなら遼寧街夜市と地元の人たちは決めているのかもしれません。観光客はまずいませんので、あまり目立つような事をすると酔っ払いのみなさんに絡まれますので観光で訪れる際にはお気をつけください。
こちらのお店の中もみなさんワイワイ、ガヤガヤ仕事終わりの宴会状態です。とっても首の長い鳥の肉がありました。鴨にしては首が長すぎるので、もしかしてこれは白鳥の首?なんじゃないかと思います。中国もそうなのですが、台湾の道にもほとんど鳩がいません。中国の友達に以前なぜ中国には鳩がいないんだ?っと質問をしたことがあるのですが、「鳩は食べ物だからみんな捕まえて食べちゃったから街にいないんだ。」っと言っていました。台湾に鳩がいない理由も同じ理由だと思います。そして、白鳥も食べてしまうんだと思います。
遼寧街夜市は他の夜市と比較すると、道もテーブルも広く開放的です。この開放感に、お酒も進んでしまうのかもしれません。
遼寧街夜市にはお酒が売っているというのが確認できる写真がこちら。タイガービールやキリン一番搾り、酒場という文字が見えます。
飲食店
台湾料理
遼寧街夜市にある飲食店は、台湾料理のお店が一番多くあります。店舗を隅々まで巡ってみると、主要な台湾料理のお店は全てあるような気がします。若者が集まるようなこじゃれた屋台では無く、老舗の本格的なお店が多いです。
こちらの台湾料理のお店の看板に記載されている漢字、風味と魚以外は、日本語には存在しない漢字のような気がします。
臭豆腐のお店もしっかりとあります。そして行列ができています。麻辣の文字に食欲がそそられます。
蚵仔煎(カキオムレツ)のお店。新鮮な海鮮が多い夜市なので、カキも鮮度が良かったです。
豆花のお店。豆花といえば、景美夜市が有名です。可愛らしい子供がいる親子連れが食事をしていました。
このあたりは、小吃のお店。排骨飯、魯肉飯、鶏肉飯などの文字が見えるのと、奥のお店は行列ができています。
小吃と担仔麺のお店も賑わっていました。夜市には、スーツを着た仕事帰りの人もふらっと立ち寄ってしまう夜市です。
夜市でよくみかける焼きトウモロコシのお店もありました。台湾のトウモロコシは80元なので、約320円です。トウモロコシにしては少し値段が高いような気がいつもしてしまいます。臨江街夜市も価格が79元なので、80元前後が焼きトウモロコシの相場なのかもしれません。
これは豚の内臓系の肉です。心臓の肉も見た目そのままで丸々販売されていました。
お惣菜系の屋台の軒先には美味しそうな揚げ物と、焼きビーフンが陳列されています。
海鮮料理
遼寧街夜市は海鮮系の料理も豊富です。渡り蟹が活きたまま販売されていて、その場で調理を行ってくれます。活きた渡り蟹の水槽というと西街観光夜市にある大きな生きたウツボがいる水槽を思い出してしまうのですが、なぜだか、遼寧街夜市の海鮮の方が美味しそうに感じてしまいます。西街観光夜市については、以下のページで詳しく解説しています。
台湾フルーツ
台湾フルーツがある八百屋も0時近くまで普通に営業しています。
ジュース
フレッシュな台湾フルーツのジュースを提供してくれるお店は、2店舗あります。
ビンロウ
そしてビンロウのお店もちゃんとあります。遼寧街夜市は、お酒を飲む人が多いので、なんとなくビンロウを購入する人も多くいそうな感じがなんだかしてしまいます。
遼寧街夜市のご紹介は以上です。遼寧街夜市の次は、台北で24時間営業している活気ある雙城街夜市をご紹介いたします。
遼寧街夜市の主な特徴
遼寧街夜市は、100メートルぐらいの距離に台湾料理、海鮮系の料理店が多く立ち並ぶ夜市です。観光客の数が少なく、ローカルな台湾を楽しむことができます。屋台形式の路面店よりも、常設店舗の方が多いので、他の夜市と比較すると衛生的な印象を受けます。規模は小さいながらも、美味しいお店が多いのと、価格が30台湾ドルから40台湾ドルぐらいの価格帯が多いので、安くて美味しい食事をすることができます。日本円にすると、だいたい一人2000円もあれば、お腹がいっぱいになる食事をすることができます。夕方の早い時間帯に行くと、閉まっているお店が多いので、訪れるのであれば夜の時間帯がおすすめです。
- 100メートルほどのこじんまりとした夜市。
- 台湾料理、海鮮系の料理がメインで価格が安い。
- 観光客はほとんどいなく、地元の台湾人が食事に訪れる夜市。
- 夕方の時間帯は閉まっているお店が多い。
- 他の夜市と比較すると常設店が多いので衛生的。
遼寧街夜市の関連情報
遼寧街夜市の関連情報を以下よりご確認いただけます。
台湾夜市と市場の特徴を確認する
台湾にある夜市と市場の特徴をまとめています。夜市は、主に18時から0時。市場は9時から20時ぐらいが営業時間の目安です。中には、雙城街夜市や師大夜市のように、24時間営業の夜市もあります。また、朝ごはんを食べることができる早朝から営業している永楽市場のような夜市もあります。各夜市や、市場の営業時間や雰囲気、特徴の比較などもご紹介しています。
台北にある夜市の雰囲気・特徴
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台北にある市場の雰囲気・特徴
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