保安検査と出国審査の注意事項について(羽田空港編)
いよいよ、空港内で保安検査と出国検査を受けて、日本から出国をします。空港内の保安検査では、パスポート、搭乗券の確認。危険物などを保有していないかの金属探知機によるチェック。飛行機に持ち込む荷物に不審物が含まれていないかなどのX線検査確認の3つが大きな流れとなります。保安検査を通過しないと、次の出国審査へと進むことができません。保安検査と出国審査での注意事項について、まとめていきたいと思います。
保安検査
保安検査では、日本から出国する前(飛行機に搭乗する前)に、不審物や危険物を所有していないかを本人自身の身体と、飛行機内への持込手荷物をチェックする工程になります。保安検査を通過しないと、次の出国審査へと進むことができません。保安検査を行う上での注意事項についてまとめていきたいと思います。
パスポート、搭乗券の確認
まずは、保安検査を受ける前に、パスポートと搭乗券のチェックがあります。ここでのチェックは搭乗手続きが完了しているか?と、パスポートを所有しているのか?のチェックとなりますので、受付の人に提示をします。
金属探知機によるチェック
金属探知機によるチェックは、飛行機へ搭乗する前に、身体に危険物などの金属を所有していないか?を検査します。特に金属探知機によるチェックを受ける際に、忘れがちなのが以下のようなポイントです。
- 財布をズボンの後ろポケットに入れたままにしている。
- 車や家の鍵をズボンのポケットに入れたままにしている。
- ライターをズボンのポケットに入れたままにしている。
- ベルトのバックルが付いたままになってしまっている。
- 時計が腕に巻いたままになってしまっている。
- スマートフォンをポケットに入れたままになってしまっている。
- 金属のアクセサリーが身体に付いたままになってしまっている。
上記のいずれかに該当してしまうと、金属探知機が反応してしまい、金属探知機が反応しなくなるまで、チェックが繰り返されてしまうことになるので注意が必要です。
ここで気になるのが、体内に金属を埋め込んでいる場合の保安検査です。
体内に金属を埋め込んでいる場合の保安検査について
骨折などによって、身体の中にワイヤーやボルトなどの金属が入っているということがあるかと思います。その際の保安検査は、金属探知器による検査では無く、手による接触検査となってきます。この際、診断書等の証明書があると、スムーズに検査が進むので、女性で身体にあまり触られたくないという人は、診断書をあわせて提示するのがおすすめです。心臓にペースメーカーが入っている人や、車椅子の人も金属探知器による検査では無く、手による接触検査となってきます。
X線検査
X線検査は、手荷物の中に不審物や危険物が含まれていないかをチェックする工程となります。保安検査を受ける前に、X線検査を通すための荷物を乗せるトレーに、全ての荷物を乗せて検査を行います。X線検査を行う際に、忘れがちなのが以下のようなポイントです。
- 上着を脱いで、トレーに置くことを忘れてしまう。
- パソコンをカバンから取り出して、トレーに置くことを忘れてしまう。
- 液体物をカバンから取り出して、トレーに置くことを忘れてしまう。
飛行機に液体物を持ち込む際には、規定があり、規定を満たさない液体物については、保安検査時に、その場で破棄されてしまいます。飛行機に液体物を持ち込む際には、以下の規定を満たす必要があります。
出国審査
出国審査は、日本を出国する際の空港内で行われる最後の審査となります。パスポートの内容と本人が一致しているか?を出国審査で確認を行います。検査員が、パスポートの写真の内容と本人が一致しているか?をチェックし、本人性の確認が取れると、パスポートの査証に日本を出国した事を証明するスタンプが押印されます。これで日本の出国手続きは終了となります。お疲れ様でした。
出国審査を完了すると、羽田空港の場合、以下のフロアマップにあります「現在地3F」と記載された場所へと出てきます。
日本の出国手続きが完了したら、免税店で買い物をしたり、食事をしたりしながら、フライトまでの時間を待つことになります。免税店で買い物をしたい方は免税店へ、食事やお茶を飲みたい方は、3階出国後エリアにある飲食店があるフロアへと進みます。もし小さな子供がいて、子供を出国後の空港で遊ばせたい場合は、羽田空港内にはキッズコーナーもあります。それぞれ希望のリンクを以下よりクリックしておすすみください。
出国手続きが遅れてしまい直ぐにフライトの搭乗手続きへと向わなくてはならない人は、以下のページで飛行機への搭乗手続きについて解説しているページへとおすすみください。