台湾の入国カードの記入方法について
台湾に限らず、海外へ旅行へ行く際には、渡航先の外国へ入国する前に、入国カードを入国審査時に提出する必要があります。通常入国カードは、搭乗する飛行機の中で渡され、必要事項を記載した後に、飛行機を降り、空港内の外国人専用カウンターに並んで、審査員にパスポートと入国カードを渡して入国審査を受ける必要があります。台湾の場合は、他の国の入国と異なり、日本語が話せる係官がいることが多いので、日本語で話しながら、入国手続きを行うことができます。また、入国審査は、飛行機内でカードに記入して行う場合と、事前にインターネットを通じてオンラインで行う方法と、2種類あります。それぞれの手続き方法について以下にまとめてみたいと思います。
目次
入国カードとは
入国カードとは、外国人(日本人)が、渡航先の国に入国する際に、提出が義務付けられているカードです。台湾に限らず、海外旅行へ行く際には、氏名、国籍、職業、住所、渡航先の滞在場所などを記載し、必ず入国先で提出する必要があります。
入国カードがもらえる場所
通常入国カードは、搭乗中の飛行機の中で、着陸態勢に入る前に配布される場合が多いですが、入国カードをもらう方法としては、以下の3つの方法があります。
- 飛行機内で客室乗務員からもらう。
- 日本出国前に旅行会社からもらう。
- 渡航先の国の空港内でもらう。
機内で就寝中に入国カードをもらいそびれてしまった場合
入国カードは、多くの場合、飛行機内で客室乗務員からもらうことが多いです。しかし、機内で就寝中してしまい入国カードをもらいそびれてしまったといったことも発生するかと思います。そんな時は、搭乗した飛行機を降りてから、イミグレーション(出入国審査カウンター)やパスポートコントロール(入国審査ブース)の手前に、記入台と入国カードが置いてあることが多いので、空港内で記入後に、入国審査を受けることができます。
入国カードで虚偽申請をしたらどうなるのか?
入国カードの虚偽申請で特に多いケースとしては、持込荷物に虚偽内容があり、空港の荷物検査の時に罰金を課せられてしまうといった内容です。入国カードは、偽り無くシッカリと記入を行い、記載にあたって不明な点がある場合は、客室乗務員に確認し、どのような内容を記載すればよいのかを確認した上で、空欄や「NO」といった記載が無いようにする必要があります。
家族で訪れた場合は全員分の入国カードが必要なの?
家族の場合は、代表者の方のみが入国カードを記入し、入国審査時に提出する必要があります。入国カードは代表者のみで大丈夫ですが、入国審査に当たっては、家族全員のパスポートの写真と本人の入国であるかのチェックが行われます。
入国カードの書き方について
入国カードは多くの場合、台湾へ向う登場中の飛行機の中で、客室乗務員から渡される事がほとんどです。客室乗務員から入国カードを渡されたら、以下の記入例の通り、大文字のアルファベットで記載する必要があります。
- ①姓
- ②名
- ③パスポートナンバー
- ④生年月日(西暦、月、日)
- ⑤国籍
- ⑥性別
- ⑦入国時の便名
- ⑧職業※職業の英語表記については以下をご参考にしてください。
- ⑨ビザの種類(取得している場合のみ記入)
- ⑩ビザ・ナンバー(取得している場合のみ記入)
- ⑪現住所
- ⑫台湾での住所(ホテル名)
- ⑬旅行目的
- ⑭署名
飛行機内で入国カードを記載する際には、ボールペンが必要となります。飛行機内で記入しない場合は、空港内で記入する必要があるのですが、台北空港の記帳台にあるボールペンは、インクが無かったり、混雑していてなかなか記帳ができないといった場合もあります。台湾への旅行の際には、ボールペンを持っておいた方が無難です。
職業の英語表記について
入国カードの職業を記載する際には、以下内容のいずれかを記載します。
- 会社員:OFFICE CLERKまたはOFFICE WORKER
- 会社役員:EXECUTIVE
- 会社社長:PRESIDENT
- 国家公務員:GOVERNMENT OFFICIAL
- 地方公務員:LOCAL GOVERNMENT OFFICIAL
- 農業従事者:FARMER
- 漁業従事者:FISHERMAN
- 個人経営者:PROPRIETOR
- 団体役員:EXECUTIVE OF ASSOCIATION
- 団体職員:STAFF MEMBER OF ASSOCIATION
- 医師:DOCTOR
- 看護師:NURSE
- 弁護士:LAWYER
- 技師:ENGINEER
- 教師:TEACHER
- 報道関係者:JOURNALIST
- 学生:STUDENT
- 主婦:HOUSEWIFE
- 無職:NONE
入国カードをインターネットでオンラインで行いたい場合
入国カードを台湾への渡航当日に飛行機内や空港内で記載したく無い場合は、入国審査用の情報をウェブページから事前登録しておくことができます。ウェブ上から申請が済んでいるいる人は、手書きの入国カードをパスポートコントロール(入国審査ブース)で提出する必要は無く、入国審査時にウェブ申請済みということを伝えれば(「オンライン」もしくは「インターネット」と伝える)、台湾への入国審査をスムーズに通過することができます。入国審査をウェブ上からインターネット経由で事前に実施する方法をまとめました。
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